UMA「チャンプ」の決定的証拠か!? シャンプレーン湖のソナー調査が捉えた首長竜の姿に衝撃広がる
米シャンプレーン湖のチャーター船が搭載するソナー画像に、首長竜の姿がくっきりと写り込んだ! これぞUMA「チャンプ」の存在を示す決定的証拠か?
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2022年、興味深い学説が発表された。キノコは我々人類と同様に言葉をもち、森の中に広大なネットワークを張り巡らせ、まるで我々が電話やSNSを行うように、地中で様々な会話をしているのではないか、というものだ。 キノコはいったいどんな会話をしているのか。調査を進めると、人類に対する警告ともとれるメッセージを発している可能性が強まったのだ!
秋の味覚の定番であるキノコが言葉を話す──!?
にわかには信じがたい学説である。
この衝撃的な研究成果を発表したのは、イギリスの西イングランド大学のアンドリュー・アダマツキー教授だ。
以前から、キノコが電気シグナルのようなものを発していることは知られていた。アダマツキー教授の研究によると、この電気シグナルは常に同じではなく、バリエーションがあることが判明したというのだ。
アダマツキー教授が調査したのはサナギタケ、エノキタケ、スエヒロタケ、幽霊キノコ(Omphalotus nidiformis)の4種類であった。サナギタケは虫から発生する冬虫夏草の仲間で、近年は人工栽培も行われている。エノキタケは食卓でもおなじみだろう。スエヒロタケは公園でもよく見つかり、幽霊キノコはオーストラリアなどに分布するひだが発光するキノコだ。いずれも、比較的ありふれた種類である。
アダマツキー教授はこれらのキノコに電極を刺して、その内部に走る電気活動の測定を試みた。すると、それぞれのキノコごとに、会話をしているとみられる際に特徴的な電気シグナルの波形が記録された。
そして、その波形にもいくつかのパターンがあることがわかり、最大で約50種類の単語や、それらを組み合わせた文が存在することを突き止めたという。その文の長さは、平均で5.97とのことだ。単語があって文ができるのなら、これはまさしく“キノコ語”とでもいうべきものだろう。
キノコほどミステリアスな生物は他にないかもしれない。そもそも、キノコは動物でも植物でもなく、菌類という仲間に分類されている。そして、われわれがイメージするキノコと呼ばれる部分は、実は本体ではないのだ。
われわれがキノコと呼んでいる部分は、正確には子実体という。キノコの種に当たるものを胞子というが、それをばらまくために作られるのが子実体で、この部分をわれわれはキノコと認識しているのだ。マツタケを男性の生殖器になぞらえる例があるが、案外正しいたとえかもしれない。
では、キノコの本体はどこにあるのかというと、じつは地中にある。そして、本体に当たる部分を菌糸と呼んでいる。地上に出ている子実体はキノコの一部分に過ぎないのだ。
菌糸を見たことがない人は、スーパーマーケットでエノキタケやブナシメジを購入していただきたい。キノコの柄の下の部分、石づきといわれる部分に白い塊があるのがわかる。これが菌糸だ。顕微鏡で拡大した菌糸の写真を見ると、人間の神経細胞のようにも見える。
この菌糸は、森の中では落ち葉の下から朽ち果てた倒木まで広がっている。それは首都圏の交通網のように、縦横無尽に張り巡らされた広大なネットワークを思わせる。青森県の奥入瀬などのキノコ狩りの本場では、しばしば倒木がびっしりとナメコだらけになった光景を見かける。1本の木から膨大な量のキノコを収穫できるのは、それだけ菌糸が隅々まで広がっているためなのだ。
また、1992年発行の科学雑誌「ネイチャー」には、約15ヘクタールもの広さの森の中に発生するワタゲナラタケを調べたところ、すべての遺伝子情報が一致した同一個体であるとする論文が紹介された。
つまり、15ヘクタールにも及ぶ森の中に、菌糸が広がっていることになる。菌糸を本体とするならば、ワタゲナラタケを地上最大級の生物と見る研究者もいる。そして、菌糸を通じ、キノコは遠くにいる仲間と情報を伝達できるというわけだ。
(文=山内貴範)
webムー編集部
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