“軍人を装ったレプティリアン”と出会った男が衝撃暴露! 「エリア51を嫌悪し、UFO修理を懇願していた」

文=仲田しんじ

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    軍事演習中に爬虫類タイプのエイリアンに遭遇したと話す元軍人の証言が話題になっている。遠目からは人間に見えたエイリアンの肌は淡い青色で、ワニのような大きな目をもち耳はなく、テレパシーで会話をしたという――!

    演習中に戦闘服を着たエイリアンに遭遇

     米空軍の退役軍人であるジェイソン・サンズ氏は、1994年にあの「エリア51」を擁するネリス空軍基地で異星人とUFOに遭遇した体験をポッドキャストなどで共有してきた人物だ。

     1980年代半ばに入隊し、通信分野の兵士としてネバダ州の同基地に配属されたサンズ氏。1994年の冬、「レッドフラッグ」と呼ばれる軍事演習に参加したサンズ氏の部隊は、3台の車列を組んでブラックマウンテン近郊を走っていた。サンズ氏が座っていたのは先頭の軍用トラックの後部座席だった。

    ※参考動画 YouTubeチャンネル「JULIAN DOREY Clips」より

     走行中、サンズ氏は100メートルほど離れた前方に戦闘服を着た男が立っている光景を目にした。演習参加の兵士が、なにもない場所で1人で立っているというのも奇妙なことであった。男は車に気づくと、まるで強風に逆らうかのように前屈みになりながら走り出し、車に近づいてきた。サンズ氏はなにかに困っている兵士だと思ったという。

     しかし、近づくいてくる男の肌が“水色”をしている。「ああ、この男は凍えていて助けを必要としているのだ」とサンズ氏が考えた瞬間、助手席の同僚が男を見て「耳がない!」と叫んだ。男の頭をよく見ると、両側に耳がついていなかったのだ。

     車が停まるとサンズ氏はドアを開けて外に出て、男に羽織らせようとジャケットを脱いだ。男を至近距離から見ると、肌は青みがかり、たしかに耳がなく、目は普通の人間の約2倍の大きさで、まるで爬虫類のようだった。その瞬間、サンズ氏は「これは人間じゃない!エイリアンだ」と確信したという。

    ジェイソン・サンズ氏 画像はYouTubeチャンネル「JULIAN DOREY Clips」より

     エイリアンと目が合ったサンズ氏は、(攻撃してこなかったにもかかわらず)ワニや大蛇に遭遇したかのような原始的かつ本能的な恐怖を覚えたと振り返る。サンズ氏は「説明できない能力を秘めた生き物に出会ったような感覚だ」と表現し、初めてスキューバダイビングをした時に水中で巨大なクジラを見た時の衝撃にも喩えている。

    エイリアンは「エリア51」を嫌っていた

     しかし、恐怖を感じながらも、エイリアンが彼とコミュニケーションを取ろうとしたことで状況は一変。会話に集中するため、サンズ氏はいくらか落ち着きを取り戻した。

     エイリアンは英語ではなく、ノルウェー語か北欧の言語のように聞こえる言葉で大声で話した。サンズ氏に言葉そのものは理解できなかったが、まさにテレパシーであるかのように、意味をはっきりと頭の中で受け取るとることができたという。

     エイリアンは、宇宙船が損傷して修理に必要な材料が必要だと訴えていた。しかし、その材料の名前を言われてもサンズ氏は門外漢であり、理解できなかった。

     サンズ氏は「エリア51」の複合施設の方を指差し、そこにいる人々は高度な金属やハイテク素材を持っているかもしれないと伝えた。すると、エイリアンが放つ強いテレパシーで嫌悪感が伝わってきた。まるでエイリアンは、そこ(エリア51)にいる人々が野蛮人であるかのようにみなし、関わり合いをもちたくないようだった。ということは、このエイリアンは「エリア51」のことを知っているのだろうか。

    Pete LinforthによるPixabayからの画像

     エイリアンとのやり取りの間、サンズ氏は何度か振り返ってまだ車内にいる同僚たちの様子を窺ったが、彼らはなぜか時間が止まっているかのように固まってピクリとも動かない状態であった。まるで映画『メン・イン・ブラック』で気絶させられた人々のように、じっと座席に座って、ぼんやりとこちらを見つめていたのである。彼らの表情はあまりにも奇妙で、サンズ氏には滑稽にさえ感じた。しかし同時に、彼らが車のすぐ外で起こっていることに反応していないことから、なにかおかしなことが起きていると感じたのだった。

     宇宙船は砂漠の道路脇に停泊しており、サンズ氏とエイリアンがいる場所から約50メートルほど離れていた。サンズ氏はこの宇宙船が停泊していた場所を今でもはっきり覚えているという。宇宙船は白く、卵型で、機体中央に戦闘機のコックピットとほぼ同じ大きさの操縦室があり2人ほどの乗員を収容できるようだった。コックピットの後部には、厚さ約30センチほどの平らで黒いパンケーキのような円盤型の構造物があり、ヘリコプターの尾翼のようにも見えた。サンズ氏は米軍や同盟国が保有するあらゆる種類の航空機に精通していたが、この機体がそれらとはまったく異なるものであると確信した。

    何も見ていなかった同僚たち

     エイリアンとの会話は何一つとして実を結ばなかったが、サンズ氏は他に考えられる唯一の可能性として、ラスベガスのダウンタウンにあるコミュニティカレッジで教壇に立つ旧知の地球物理学教授に頼むことを提案した。この教授ならなにか知っているかもしれないし、専門家の知り合いを紹介してくれるかもしれない。

     エイリアンはそれを受け入れ、「わかった」といったような返事をした。その後、まもなく会話は終わった。エイリアンは宇宙船に戻り、コクピットに乗り込むと機体は離陸した。

     サンズ氏は宇宙船の離陸音を「車のファンベルトが回転してキーキー鳴る音のようだ」と説明するが、音量はそれほど大きくはなかったという。機体はまっすぐ上昇してから、水平方向に移動した。滑らかな線ではなく、階段状に上昇したという。その奇妙な挙動は、この宇宙船が損傷していたからなのかもしれない。

    Jean-Louis SERVAISによるPixabayからの画像

     機体は南南東のラスベガス方面へと飛び去り、最終的に視界から消えた。

     宇宙船が去った後、サンズ氏は車に戻った。その瞬間、チームメイトたちは意識を取り戻したようだった。ぼんやりとした表情は消え、全員がいつもの表情に戻った。「いったいなんだったんだ?」と声を上げる者もいなければ、異常事態への反応を見せる者さえいない。サンズ氏が「今起きたことを見た?」と直接質問しても、全員が何の話か理解していなかった。この車内では、時間が止まっていたかのようだった。もちろん、車が走り出してもエイリアンと宇宙船の話題は一切出なかった。

     その後、目的地に到着した一行は作業任務を遂行したのだが、昼食後に少し辺りを散歩したサンズ氏は一時的に記憶が途切れる体験をしたという。まるで、エイリアンと接触していた分だけ時間が“割り引かれた”かのようだった。

     サンズ氏は「この話をすることで社会的信用を失う可能性があると理解している」というが、真実を伝えるために口を開くことにしたのだという。怪しむ向きがあるならば、ポリグラフ検査を受けることも厭わないという。このサンズ氏の驚くべき証言は今後どのような顛末を辿ることになるのだろうか。

    【参考】
    https://howandwhys.com/jason-sands-alien-encounter-1994/

    仲田しんじ

    場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
    ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji

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