宇宙人はロボットか妖精か? デイドシティ・フラワーズ事件に見る「未知との遭遇」の説明不可能性
1920年代のUFO事件を振り返ったら、そこにはロボットのような宇宙人が記録されていた? 現代の視点で再考する100年前のUFO事件について。
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11月21~27日にかけて世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
11月22日付『読売新聞』夕刊「とれんど」は、アメリカのビッグフット研究家ジェフリー・メルドラムの死去について述べる。メルドラムはアイダホ州立大学教授を務めた人類学者であるが、ビッグフットの足跡を自ら調べたことをきっかけにその実在を信じるようになり、ビッグフットに関する著書もある。記事を執筆した山田哲朗論説委員が訪問した際には、北米には数千体のビッグフットが住んでいると述べたという。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20251122-OYT1T50060
11月21日付『東京新聞』夕刊「世界の骸骨大集合」は、兵庫県尼崎市にある「シャレコーベ・ミュージアム」を紹介。骸骨ばかりを集めた世界でも珍しい博物館で、約8000点の収蔵品の大半は脳神経外科医で関西医科大学名誉教授でもあった河本圭司が集めた。河本は1986年に学会で訪れた米サンフランシスコで、ガラス玉を埋め込み全体を金属で装飾した頭蓋骨を見て以来、骸骨の虜になって国内外の品々を20年以上かけて集め、2011年にミュージアムを開館した。今年は閉館の危機にも見舞われたが、クラウドファンディングで何とか乗り切った。
https://camp-fire.jp/projects/818711/view
11月22日付『日経新聞』朝刊「『幸運の招き猫』訪日客が長い列」は、東京都世田谷区にある豪徳寺の招き猫が、外国人観光客に大人気だと述べる。豪徳寺は海外のSNSやYouTubeの動画で「Lucky Cat Temple」として拡散しており、大小さまざまな招き猫が1日1000個以上売れ、生産が追いつかなくなるため購入を1人1個に制限している状態だという。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92752830R21C25A1L72000

11月23日付『日経新聞』朝刊「科学の扉」は、古代人類デニソワ人について解説。従来、デニソワ人は43万年前にテアンデルタール人と分岐した姉妹群と考えられていたが、今年9月に中国湖北省で発見された約100万年前の頭骨がデニソワ人のものとする論文が発表された。この論文では、デニソワ人は132万年前にホモ・サピエンスから分かれたとしている。4月にも台湾南部の海底から見つかった下顎の化石がデニソワ人と確認されており、従来ホモ・エレクトスとしてまとめられた人類化石の中にも、デニソワ人のものが紛れ込んでいる可能性が指摘されている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG020PN0S5A101C2000000
11月26日放映の「3か月でマスターする古代文明」(NHK Eテレ)は、太平洋オセアニア諸島の文明について解説。イースター島とポンペイ島のナンマトル遺跡を取り上げた。これらの島々には石像や石造建造物といった共通の伝統があり、オーストロネシア語族という同一の言語グループの言葉が話されている。近年の言語研究やDNA分析の結果、こうした島々の住民のルーツは台湾であり、当時台湾に住んでいた先住民が4000年程前から海洋進出を始めたと推定されているようだ。
https://www.nhk.jp/g/ts/3JYG9W8MQ5

ヒメツリガネゴケを用いたテラフォーミングの可能性を研究している北海道大学の藤田知道教授らのチームは、胞子約48万個をアルミ容器に入れ、国際宇宙ステーションにある日本の実験棟「きぼう」の外側に約9か月間放置する実験を行った。回収した胞子を地球で栽培すると、86%が発芽・成長した。紫外線をカットするフィルターを容器につけたサンプルでは、発芽は100%近かったという。この実験により、クマムシ同様にコケも胞子状態のまま宇宙で生存できる可能性が示された。11月21日付『読売新聞』夕刊「コケ胞子が宇宙空間で9か月生存」に関連記事。
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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