〈体験談〉転校先で「ここは亡くなった人の席だ」と直感が働いた
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小学4年生のころ、私は転校しました。
転校生としての、ひととおりの自己紹介を終えて、先生から「あそこの空いている席に座りなさい」といわれたとき、直感的に「もしかして、亡くなった生徒さんの席なのでは?」と思ったのです。
でも、別にだれか座っているように視えたりはしなかったし、心霊番組の観すぎでそう思っただけかも!? と思い直し、座りました。
ところが、しばらくして、ある女子生徒が「もうガマンならない、そこの席は事故で亡くなったCさんの席だったのよ!!」といいだし、私はショックを受けました。
それを聞いても、そのころの私はどうしたらいいか、わからなかったのです。
どうやら、事故死されたCさんの話は、転校生のわたしの耳には入れないように、と先生が話すことを禁止していたらしいのです。
小4といえば10歳になったばっかりです。まだまだ子供なのに、亡くなったCさんのことを考えると、ほんとうに辛かったです。
もう学校に行きたくないなーと思って、登校拒否気味になってしまいましたが、何とか友だちの励ましのおかげで学校へ行くことができました。
(カオリン)
〈編集部より〉
本来、人に備わっている、察知する力が働いたのかもしれませんね。
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