<体験談>金縛りの最中、わずかに目を開けると白狐がそこにいた!!

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◆伊藤陽菜 青森県八戸市

 20年ほど前、私が中学生のときの話です。
 当時、私はよく金縛りにあっていました。急に耳鳴りがしてきたかと思うと気持ち悪くなり、上からすごい圧力で押さえつけられ、身動きできなくなります。お経が聞こえたり、子供の笑い声が聞こえることもありました。目を開けると霊がいるとわかっていたので、絶対に開けませんでした。
 あるとき、金縛りの最中に目を開けてしまったことがあります。押さえつけられるような圧力の中、わずかに目を開けたところ、目の前にお稲荷様の面を被ったような白狐がいました。
 あわてて目を閉じて魔除けがわりに枕の下に置いていた数珠を取りだし、自分の左肩へ持っていったまでは覚えていますが、それ以降は眠ってしまったのか記憶がありません。
 後日、この話を母にしたところ、「実家で祀まつっているお稲荷様の祠ほこらに、最近、行ってないからかもしれない」 と、いい、お稲荷様の祠にお揚げなどを供えにいったようですが、現在、祠がどうなっているかは定かではありません。

(本投稿は月刊『ムー』2025年11月号より転載したものです)

<編集部より>
お稲荷さんについては現世利益をもたらす存在だったり、お参りを欠かすと嫉妬するという都市伝説があったり。大切になさってください。

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