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霊能者として約40年にわたって活動してきたエスパー・小林こと小林世征氏が、運気の強化術を指南する第6弾。最終回となる今回は、邪気祓いの方法をお教えする。小林氏によれば、霊能者にしか祓えない邪気や邪霊はむしろレアケースで、多くの場合は自分自身で祓えるという。
「このごろ、どうも調子が悪いなあ……。もしかして、何か憑いてるのかな?」
「ムー」の読者なら、一度や二度は、そんな疑いを抱いたことがあるのではないだろうか。
本当にタチの悪いものに憑かれていて重症ならば、私たちのような霊能者の手を借りるのがベストだが、そこまで凶悪なものは、むしろレアケースといってもよい。多くの場合、邪気や邪例は自分で祓うことができる。
ただ、憑かれているかどうかの見分け方は、意外に知られていない。
そこで、見きわめるときのポイントを以下に紹介しよう。
(1)これといった原因がないのに慢性的に疲れが抜けず、体調がよくない状態がつづいている。
(2)やることなすことが、なぜかうまくいかない。
(3)部屋に飾った切り花や鉢植えの植物が、不自然なほどの早さで枯れる。
(4)思わぬなりゆきでお金が出ていき、経済的なダメージを受けるということが何度かつづく。
(5)そんなつもりはないのに、いつもより深酒になりがち。
これら5項目のなかに、いくつか思い当たるものがあれば、憑かれているかもしれない。

憑かれているかもしれないと思った場合の対処法は、次の4つだ。
(1)心身の調整と栄養補給。
とくに慢性的な疲れが抜けない場合は、除霊云々を考える前に、現実的な対処法を実践しよう。具体的には整体やマッサージを受ける、精のつくものを食べる、休暇を取って気分転換をするなど。それだけで体調がよくなり、さらには運気が上向くことも多々ある。
(2)いつもと違うことをする。
何でもいいから、ふだんの自分ならまずしないようなことをして、気の流れを変えよう。喫茶店で一度も頼んだことのないものを頼む、読んだことのないジャンルの本を読む、通勤・通学のコースを変えるといった、小さいことでもかまわない。ヘアスタイルを変えるのもいいだろう。
(3)切り花や鉢植えを置く。
部屋に花をたくさん置くのも効き目がある。もしも早く枯れてしまったら、邪気を吸ってくれたということなので、すみやかに取り替え、枯れなくなるまでつづける。
(4)人込みへ行く。
大勢の人がいれば、必ずひとりくらいは、あなたより取り憑かれやすい人がいるはずだ。その人のほうへ移ってもらうという裏ワザである。

小林世征
1959年、東京都生まれ。学生時代より占術に興味を持ち、タロット、人相、手相を独習。10代後半から霊能力が発動し、20代後半から昼は雑誌記者、夜は占い師として活動。1991年に霊能者として独立。除霊、透視、ヒーリングなどを得意とし、政財界や芸能界にも熱心なファンを持つ。
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