深夜の工場に現れた「光る目の少女」の謎! 冥界からの使者か、無気味な挙動に怯えるメキシコ

文=webムー編集部

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    監視カメラが捉えていた謎の少女! 光と共に現れ、消え去る姿は寂しき魂か、異界からの訪問者か――!?

    夜の工場に現れた白い人影

     とある施設の監視カメラに少女の幽霊とおぼしき人影が映り込み、無気味な現象と共に消え去るという衝撃的な映像が公開された。

     今回、少女の幽霊が撮影されたのはメキシコ・ヌエボレオン州にあるレゴブロックの工場だ。監視カメラは天井近くに据えられ、しんと静まり返った建物内部を映している。夜も遅時間帯なのだろう、広々としたホールにまったく人影は見られない――そこに妖しい雰囲気をまとった少女が現れるまでは。

     光源が乏しく画質が粗い中でも、小さく映った人物が少女であることはしっかり認識できる。階段を上がってきた人影は白っぽいドレスに身を包み、腰まで届きそうな長い髪をしていた。工場の作業員や夜間巡回中の警備員とは考えにくい。

     だがそれだけであれば、警備の隙をついて忍びこんだ「やんちゃな」少女と考えることもできる。動画の視聴者を震え上がらせているのは、彼女のその後の行動だ。自分が見られていることに気が付いたかのように階段の踊り場でふと足を止めると、じっと監視カメラを見上げて両目をらんらんと輝かせた。そして再び歩き出したかと思えば、壁の中へと忽然と姿を消してしまったのだ。

    無気味に目を光らせている少女の霊 画像は「TikTok」より引用

     拡散されるや否や、ネット上で話題を呼んだ今回の動画。超常現象の専門家はこの謎の少女について、現世をさまよう魂、もしくは別次元から“こちら側”とコンタクトを取ろうと試みる存在かもしれないと述べている。

    巧妙なフェイクか、孤独な少女の魂か

     また別の観点では、一連の動画はデジタル加工されたものか、工場に勤務する人物らによって演じられた捏造ではないかという声も上がっている。たしかに、近年はデジタル技術が高度化しておりツールも手に入りやすい。少女が消えていった壁の死角に扉があった可能性もある。疑いが生じるのも無理はないだろう。

    少女の霊は壁の向こうへと消えていった 画像は「TikTok」より引用

     しかし、フェイクにしては手が込み過ぎているとの観点にも頷ける。謎の少女がゆっくり階段を上ってきた後の空間に尾を引く、柔らかな光の帯。白い虚無のような眼光。その後、唐突に姿を消す瞬間に発生した明るい発光現象も、違和感よりも生々しさが先に立つ。

     なお、少女の正体については、今のところ解明する手がかりはないようだ。今回の動画がもし、孤独に現世をさまよう少女の魂が、夜な夜なブロック遊びで寂しさをまぎらわせているものだとしたら……。追及は控え、そっと見守ってやるのが正解なのかもしれない。

    【参考】
    https://www.tunota.com/mundo/camara-de-seguridad-capta-aterradora-nina-fantasma-en-una-fabrica-2025-09-16

    webムー編集部

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