墜落UFOから回収した「謎の球体」は地球外文明のものだった! ハーバード大のアヴィ・ローブ博士が分析結果を公開
ハーバード大学のアヴィ・ローブ博士が太平洋で回収した謎の金属球についての続報が届いた――。太陽系外からやってきたこの金属は、はたして自然物なのか、それとも人工物なのだろうか?
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オウムアムアをUFOと喝破し、隕石から地球外文明の痕跡を指摘する天文学者アヴィ・ローブ博士。異端の発想は天才ならではの宇宙観によるものなのか?
「地球外生命体は存在する。むしろ、宇宙に私たちしか存在していないことを証明するほうが難しい」
こう語るのは、米・ハーバード・スミソニアン天体物理学センター所長のアヴィ・ローブ博士である。ローブ博士は2020年まで9年間に渡り、米・ハーバード大学にて天文学科長を務めた世界トップクラスの宇宙物理学者であり、世界中で議論を呼んだ謎の天体「オウムアムア」の正体について、いち早く異星人由来説を主張した人物である。
最近では、2025年7月に発見された恒星間天体「3I/ATLAS」もまた、異星人の宇宙船である可能性が高いとし、その内容についてはwebムーでも掲載したばかりだ。この主張については現在も多くの議論を呼んでいるが、氏は「私の宇宙物理学者としての知識をもって常識的に検証した結果であり、科学には閉鎖的な文化を支持する門番は必要ない」と断言。懐疑派について、「容易に解明されるであろう異常性に対し、寛容な議論ができない近視的な発想を持つ人々が真の科学のあり方を歪めている」と痛烈に批判している。
これまでもローブ博士みずからパプアニューギニア沖に落下した火球「IM1」の現地調査を実施し、人工知能を搭載した端末である可能性について言及するなど、その積極的な活動から「ハーバードのエイリアン・ハンター」との異名を持つ氏。多くの科学者が忌避する異星人やUFOの存在について語る異端な存在と思われがちだが、実は”天才”という言葉がぴったりの、華麗な経歴を持つ人物であった。
イスラエルのペカン(ピーカン)ナッツ農場で育ったというローブ博士。幼い頃は哲学者を目指していたそうだ。しかし地元の高校を卒業後、イスラエル国防軍で年50人しか選ばれない技術エリート養成プログラム「タルピオット」に入ると、若干21歳でアメリカの戦略防衛構想の支援する国際プロジェクトを主導。その後、米・プリンストン高等研究所で理論天体物理学の研究に着手すると、31歳でハーバード大学天文学部の助教授として赴任し、3年後には終身在職権を取得している。多くの教授が平均55歳で取得しているというから、その能力の高さは説明するまでもないだろう。
さらにその後も、アメリカ大統領科学技術諮問員や、全米アカデミーズ物理天文学委員会の議長を歴任するなど、世界で最もアカデミックな経歴を持つUFO論者ではないだろうか。
現在は地球外生命体の証拠を探す「ガリレオ・プロジェクト」の責任者としても活動しているローブ博士。これまでの職業人生の大半を宇宙への好奇心と、我々が宇宙で唯一の生命なのかという問いを繰り返してきたというが、2017年10月に発見された「オウムアムア」によって、地球外に存在する知的文明の存在を確信したのだという。氏がUFO論者として注目されるきっかけとなったオウムアムアについては「ムー」でもたびたび報じているが、この発見からわずか約2か月後に、米海軍戦闘機が撮影した「FLIR1」と「Gimbal」の画像が流出している。これはただの偶然なのだろうか。
ローブ博士は、「地球は現在、破滅に向けて舵を切っている。環境破壊、気候変動、パンデミックそして核戦争のリスクなど、私たちみずから地球の終焉を作り上げている」と述べており、異星人は破滅に向かう地球を偵察に来ている可能性が高いとしている。これが友好的な意味合いなのかは分からないが、その道の権威がついに異星人の存在を提唱するようになった今こそ、新たな時代の幕が開くのかもしれない。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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