「UFO情報の開示をコントロールしているのは政府ではなく“彼ら”だ」元CIA幹部職員による暴露が話題
元CIA幹部職員の暴露によれば、UFOの存在は確実だが、その情報開示の動きは実質的にエイリアンの側にコントロールされたものだという――。
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ソ連のUFO報道をめぐるCIAの極秘資料に、“不可解な空白”が――。失われた文書は事故か、それとも意図的な隠蔽なのか。
またしても、CIAによるUFO関連文書の“扱い”が疑問を呼んでいる。今回問題となっているのは、1978年に公開されたソ連時代のUFO報道に関する資料だ。CIAが収集・翻訳していたソ連の新聞記事2本について、2019年1月に暴露系サイトのThe Black Vaultが「強制機密解除審査(MDR)」を請求したにもかかわらず、回答があったのは5年後の2024年3月。異常なまでの遅延対応であった。
しかし、より深刻なのは公開されたその中身である。CIAは、該当文書を「ホワイトアウト(白塗り)」処理された状態でしか保持しておらず、本来そこにあったはずの分析やコメントは完全に失われていた。通常、文書の一部が黒塗りや白塗りされていても、元の資料は機関内に保存されており、再審査にも応じられる。だが今回は、原本そのものが「何らかの理由」により消失していたという。
翻訳された記事では、ソ連の記者V・ルバノフ氏とV・チェルノブロフ氏が、それぞれ異なる立場からUFO現象に迫っていた。1人は現象を「センセーショナルな幻想」と切り捨て、「ヒステリーに陥っている」と非難。一方、もう1人は謎の存在を認め、真摯な調査の必要性を訴えていた。こうした対立構造に対するCIAの評価――つまり、冷戦期に米国がソ連のUFO報道をどのように捉えていたのかという核心部分こそが、今回の“消失”によって永久に失われたのである。
実は、CIAによるUFO関連資料の紛失や消去はこれが初めてのことではない。The Black Vaultによると、2019年4月には某UFO関連文書が、詳細な説明もなく記録から完全に消えていることが明らかとなった。 また、2020年3月にはCIAのアーカイブ「CREST」に存在するファイルについて、未編集原本を「保有していない」と明言した例もある。
それだけではない。2023年12月には、「宇宙からのメッセージ」に関する文書と、それに関連する翻訳依頼書類も同様に消えている。こうした一連の不可解な消失は、単なる文書管理の不備では説明しきれない。機密情報の保存・管理体制のずさんさや、透明性の欠如、記録保存義務の軽視、隠蔽体質といったCIAの根本的な問題が浮かび上がる。
そして注目すべきは、これら全ての文書がUFO、すなわち未確認飛行物体に関係している点だ。繰り返される紛失と削除の連鎖は、諜報機関が「特定の情報」を意図的に歴史の記録から切り離そうとしていることを疑わせる。
このままでは、一般市民がUFO問題の真相にたどり着く道が完全に閉ざされてしまいかねない。今回失われたCIA文書の下に眠っていたかもしれない“冷戦時代の宇宙の真相”は、もはや回収不可能だ。
繰り返される不可解な記録の消失。それはケアレスミスなのか、それとも、“何か”が意図的に隠され続けているのか――文書が失われた今となっては、真相を確かめる術はない。
webムー編集部
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