「ノストラダムス2025年の予言」に衝撃! 謎めいた言葉「コインレザー」が意味するものとは!?
1990年代に“世界の滅亡”をめぐって狂騒を招いたノストラダムス。偉大な予言者が残した言葉によれば、2025年は医療が進歩する一方で地球規模の気候危機が訪れることになるという――。
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浜田和幸 著
国際政治経済学者が解釈するノストラダムスの予言
五島勉が、人類滅亡の年と断じた1999年。さしたる事件もなく経過して、それまでのノストラダムス熱は、日本では一挙に冷めてしまった。
とはいえ、ノストラダムスと彼の予言は不滅である。
1999年に起きる、大惨事や大異変を予言しているとされた数々の四行詩は、適用年代を変更して、ネットや各種の書物で、繰り返し引用されている。
本書もまた、そうしたノストラダムスの、予言研究書のひとつである。
ただ、著者の経歴が少し変わっている。
著者の浜田和幸は、アメリカのジョージ・ワシントン大学で政治学博士号を取得した後、アメリカのシンクタンクや、アメリカ連邦議会調査局経済部で働いた国際政治経済学者であり、2010年から2016年まで参議院議員を務めた元国会議員だというのだ。
そのような人物が、ノストラダムス研究に手を染めているというのは、少々不思議な気もするが、著者は議員時代から、911アメリカ同時多発テロは自作自演であったとか、2004年のスマトラ沖地震は人工地震だったなどと、「ムー」的な主張を繰り返していた。
本書でも、2025年には中国が原因でアメリカが内戦となる、25人の世界的な指導者が想定外の死を遂げるなど、悲劇的な事件を予告しているが、これらの解釈についても、時間が決着をつけてくれるだろう。
(月刊ムー 2025年8月号掲載)
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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