<オピニオン>タスマニアタイガーは生き残っている?
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◆一浩 岩手県奥州市
「ムー」2024年8月号の最新UMAレポート「タスマニアタイガーは生きていた?」について。
私は以前から、タスマニアタイガーの生存の情報については、信憑性が高いものが多いと思っていた。
それは報告された目撃情報で、背中の縞模様などの特徴がタスマニアタイガーと一致しているからだ。
さらに今回は、その生物が「ニャー」という高い鳴き声を発したという証言も出た。
私は、名前や写真から、トラやイヌのように吠えると想像しており、意外だったが、その鳴き声も真偽を判断するうえでの重要な証拠になると思う。
ところで、現地調査で体毛、体液、糞などのサンプルを集め、分析し、種を特定することは賛成だが、捕獲には断固として反対する。
せっかく絶滅せず生き残っていたのに、1936年タスマニア島のホバート動物園で死んだ最後の個体(「ベンジャミン」と名づけられていた)と同様、孤独死させられてしまいそうだからだ。
2017年、長崎県対馬で発見された〝カワウソ〟たちと同様に、大自然の中で静かに生活させてあげたいと思う。
(本投稿は月刊『ムー』2025年4月号より転載したものです)
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