2032年に小惑星衝突の恐れ、世界史を覆す謎の壁画、ほか今週のムー的ミステリーニュース7選!

文=webムー編集部

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    1月31日〜2月6日にかけて世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!

    著名人の臨死体験

     2月6日発売の『週刊女性セブン』(2月20・27日号)は、「私の臨死体験」と題する記事を掲載、国際弁護士・八代英輝やプロレスラー・大仁田厚、僧侶・横田晴正の臨死体験談を紹介。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍する八代英輝は二度臨死体験をしており、お花畑を見たという。大仁田厚は母親の声で呼び戻されたという。解説の辛酸なめ子は、自身も「プチ臨死体験」をして以後、死の恐怖がなくなったと述べる。

    https://www.shogakukan.co.jp/magazines/2092402125

    韓国で広まる陰謀論

    1月31日付『産経新聞』朝刊「フェイクが韓国保守を分断」は、韓国の保守派に広まる選挙陰謀論について解説。韓国では、2020年と2024年の国会議員選挙で保守政党が大敗したのは、左派政党が中国、あるいは北朝鮮と協力して大規模な不正を行ったためだという陰謀論が広まっている。尹大統領が昨年末に戒厳令を宣告したのもこの陰謀論を信じたからと言われており、昨年1月末からは、中国人90人あまりが日本のアメリカ軍部隊で取り調べを受け、不正選挙関連の自白をしたというフェイクニュースも広まっているが、この陰謀論を巡って韓国の保守陣営は分裂している。

    https://www.sankei.com/article/20250131-QQMPYLQMJVP2DHBNHPNXBSAUWQ/

    人類史を覆す発見?

    セラ・ダ・カピバラ国立公園の壁画 画像は「Wikipedia」より引用

     2月2日放映の「世界遺産」(TBS系)は、ブラジルにあるセラ・ダ・カピバラ国立公園の壁画群を紹介。東京都の6割ほどの広さに、約900か所もの壁画群が残されている。これらは南米最古の壁画のひとつで、約1万2000年から6000年前に描かれたものと見られ、人や、今は絶滅した動物などが描かれている。他方、この公園で見つかった焚き火の跡は約3~5万年前のものと見られ、また5万年前の地層から石器が見つかっている。人類が南米大陸にたどり着いたのは約1万5000年前とされるので、この年代測定が正しいなら、人類史の定説を覆す発見となる。

    https://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20250202/

    2032年に小惑星が地球衝突?

     アメリカ航空宇宙局(NASA)及び欧州宇宙機構(ESA)は、2024年末に発見された小惑星「2024 YR4」が、2032年に地球に衝突する可能性があると発表した。この小惑星は昨年末、チリの望遠鏡で発見され、直径は40~100メートルで、天体の軌道をもとに計算すると2023年12月22日に地球に衝突する可能性がある。1月下旬時点でNASAは衝突の確率を1%以上とし、ESAは1.2%と発表したが、正確な軌道はまだ確定していない。2月1日付『日経新聞』朝刊「2032年に地球衝突『1%』」に関連記事。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG30E790Q5A130C2000000/

    日本版「再使用型ロケット」

    画像は「SPACE WALKER」より引用

     2月3日付『朝日新聞』夕刊「現場へ!」は、宇宙と地球を結ぶ有翼再使用型ロケット「スペースプレーン」の開発を目指す宇宙ベンチャー「スペースウォーカー」を紹介。「スペースウォーカー」は東京に本社を置くが、千葉県野田市の東京理科大学野田キャンパスの敷地内に宇宙輸送部があり、50人ほどが働き、上空600キロの軌道に重さ310キロの小型衛星を打ち上げる「スペースプレーン」の開発を目指す。「スペースプレーン」は完全自立航行が可能で再使用できるため、1回の打ち上げ費用が5億円未満に抑えられる。

    https://www.asahi.com/articles/DA3S16141574.html

    宇宙実験応用で筋力維持

     2月6日付『日経新聞』朝刊「筋力維持・回復新薬に挑む」は、東レと筑波大学が、宇宙空間での実験で得られた成果をもとに、筋力を維持・回復する新薬の共同開発に乗り出すと報道。無重力の宇宙空間では地球上の数十倍の速さで筋肉が減り筋萎縮が起きるが、これまでの研究により、通常はゆっくり動く足のひらめ筋が宇宙では収縮スピードの速い筋肉に変わることがわかってきた。特定の遺伝子が関与していると見られ、筋肉の変化を研究したデータから候補と見られる遺伝子を絞り込んでいる。

    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86543390V00C25A2L83000/

    宇宙葬に注目

    画像は「SPACE NTK」より引用

     2月6日付『東京新聞』朝刊「注目集まる『宇宙葬』」は、宇宙葬を手がける茨城県つくば市の「SPACE NTK」の活動を紹介。昨年12月21日、アメリカの宇宙企業スペースX社の「ファルコン9」ロケットで、人間16人とネコ1匹の遺骨を入れた2回目の宇宙葬カプセルが打ち上げられた。価格は遺骨の量に応じ55万~770万円で、第3弾は2026年春に打ち上げが予定されている。

    https://www.tokyo-np.co.jp/article/384112

    webムー編集部

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