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2024年11月に開催された第3回目となるUFO公聴会に、UAP情報のキーパーソン、ルイス・エリゾンドが参加した。裏の裏まで知っているはずの人物の証言とは。三上編集長がMUTubeで解説。
2024年11月13日、アメリカ連邦議会下院が「UAP:真相究明」と銘打ったUFO(UAP)の公聴会を開催した。
今回で3回目を数えるUFO公聴会だが、共和党のナンシー・メイス下院議員とグレン・グロスマン下院議員が共同で議長を務めた。 宣誓証言者として出席したのは元海軍少将のティム・ガラウデット博士、元国防総省職員ルイス・エリゾンド、元NASA副長官マイケル・ゴールド、独立系ジャーナリストのマイケル・シェレンバーガーの4名だ。
とりわけ、本誌の読者諸氏は、UAPとルイス・エリゾンドという組み合わせに特別な響きを感じ取るはずだろう。
エリゾンドは、2019年から2020年にかけ、UAPと国家安全保障との関係性というきわめてデリケートな分野に踏み込んだ。そして2022年から始まった議会のUFO公聴会のトレンドを生み出すきっかけを作った人物である。
「AATIP(先進航空宇宙脅威識別プログラム)」の元リーダーを務めていたエリゾンドが、現在もUAP情報に対して重要なポジションを保ちつづけている理由は、ここぞというタイミングでインパクトがある言葉を残してきたからだろう。
たとえば2021年5月、アメリカCBSの人気インタビュー番組「60ミニッツ」に出演し、次のように語った。
「推進力も翼も制御装置を持たず、地球の重力をものともせず、時速1万3000マイルで飛行し、レーダーを回避する。そして空中や水中、場合によっては宇宙空間を飛行できる。われわれの目に映るのは、そういう物体なのだ」
2022年に開催されたUAP研究科学連合の会議では、次のような言葉を残した。「UAPに対して未知なる現象に適用するのと同じ科学的方法論で取り組んでいく必要がある。だが現在の科学は、これまでの観測データを完全に説明するには不十分であるという事実を受け入れなければならない」 翌2023年のインタビューでは、「秘密と機密は違う。機密とは方法と情報源を守ることだ。ときとして、これがアメリカ国民を守るのに必要なことと相反することもある」
と、情報を公開しない政府に対して攻めの姿勢を崩さず語っている。
だが、今回の公聴会でも、UAP関連の情報開示について問題点が垣間見られるシーンがあった。質問を受けたエリゾンドが「それについては非公開部分でお答えしたいと思います」と返答したのである。
前2回に続き、公聴会という特殊な重みをもたされた舞台でさえ、今回も国民に対して事実が明らかにされることはなかった。強気であったはずのエリゾンドでさえ、こうした姿勢なのだから、公聴会が何度開催されても問題の核の部分に関する状況は変わらないのかもしれない。昔から決して変わることがない、隠蔽体質のアメリカUFOシーンを目の当たりにさせられた気がした。
だが、今回の公聴会はエリゾンドがキープレイヤーであることに変わりはない。
未公開部分の範囲を少しでも狭めていこうとする姿勢もうかがえた。彼が「政府内の少数のグループが、軍関係者や一般市民に対して情報抑圧と脅迫の文化を作り上げ、UAPに関する情報を隠している」と明言していることからもわかる。
エリゾンドの言葉には、表面的にこそ政府寄りのスタンスが感じられたが、彼なりの思惑が込められていたのかもしれない。世論に日和って公開部分で安易に真実を語るより、さらにオフィャルな状況で、もっとも響くであろう人たちに対して情報を与えるほうが効果的であると考えた可能性もある。
(文=並木伸一郎+宇佐和通)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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