南極海に水棲UMAニンゲンが出現!!/MUTube&特集紹介  2024年1月号

文=並木伸一郎

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    南極海に写っていた無気味な白い巨大生物。その姿形から謎の水棲UMA「ニンゲン」だといわれているが、はたして、その正体とは? 三上編集長がMUTubeで解説。

    グーグルアースに写った巨大生物の正体とは!?

     今年10月、グーグルアースのストリートビューで謎の生物が発見され、動画で公開された。
     場所は南極にあるデセプション島の近海で、座標は南緯63度00分29秒西経60度44分08秒。画像には、島の観測隊員がボートで作業を行っている様子が写っている。その背後に白い巨大な生物が写り込んでいるのである。
     画像が拡散されるや「ヒトガタ=ニンゲン」ではないか、とネット上で多くの憶測が飛び交っており、話題となっている。「ニンゲン」とは、その名の通りヒト型をした白い体色の生物で、ヒトの腕のような四肢に4つのヒレを持つ。主に南極大陸周辺の海を中心に目撃されているが、世界各地の海で目撃・遭遇報告があり、体長は約10〜20メートルで、数多の報告数から実在の可能性が示唆されている巨大水棲UMAの一種である。

     まず、問題の画像を見てみよう。丸みを帯びた白い謎の生物が確認できる。頭部と思しき部分には穴が空いており、口またはクジラが持つ呼吸穴のようにも見える。さらに、ゾウの鼻もしくは触手のようなものが伸びている。また、左側のふたつに分かれた部位はヒトのの足のように分かれている。体長は約10メートルほどだろうか。はたして、この巨大な生物の正体は何か。 前述したように、公開された画像を見たユーザーの多くが「ニンゲン」と指摘しているが、一部は海外アニメ「スポンジ・ボブ」に登場する架空の怪物「アラスカン・ブル・ワーム」に似ているという声もあった。加えて、架空の存在に似ているからこそ、デジタル処理されたフェイクにほかならないという意見も散見される。
     確かに、生物の手前に写っているボートに乗った隊員たちは、不思議なことに驚いている様子もなく、そもそも存在にまったく気づいていない印象だ。さらに、公開された画像が不自然に組み合わされていることが筆者としては引っかかる。何より、公式の画像を加工することが不可能ではないにしろ、加工の意図が不明である。

     しかし、だ。前述したようにグーグルアースのアプリから、直接、生物が写っている座標にアクセスしている動画が存在している。動画を見る限り、生物は一枚の画像に収まっていた。また、実際に筆者もグーグルアースから同じ座標をストリートビューで閲覧しようとしたところ、不可解なことに「ストリートビューはありません」と、閲覧不可の状態になっていたのだ。
     やはり、生物は“本物”であり、不都合な真実を隠したということなのか。しかし、目撃情報も皆無であり、現段階では正体を探ることは困難だろう。続報を待ちたいところだ。

     さて、実は2008年にもグーグルアース上でニンゲンと思しき生物の姿が捉えられている。座標は南緯27度36分14秒 西経15 度29分19秒。アフリカ、ナミビアの沿岸を泳ぐ、ヒト型の生物が写っている。推定体長は約15メートル。当時、この画像は瞬く間に世界に広がり、「人魚か? ニンゲンなのか?」と大きな話題となった。
     実際の現場は、南極周辺海域を航行する捕鯨船が調査を行っている。当然ながら捕獲調査も行われているが、記録の中には公にできない「ある物体」が数年前から目撃されているという。おそらく、ニンゲンないし未知の生物やその死骸の可能性が高い。

     広大な海には、いまだ人類の手の及ばない海域が存在しており、多くの謎が眠っている。
     棲息する生物も然り。人知を超えた未確認生物が潜んでいても、何ら不思議ではない。
     まだまだ、海は謎とロマンに満ちているのだ。

    (文=並木伸一郎)

    続きは本誌(電子版)で。

    月刊ムーの特集記事を三上編集長が解説!

    並木伸一郎

    「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。

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