首相公邸の怪談と二・二六事件の幽霊/吉田悠軌・怪談解題
昭和11年2月26日、日本を震撼させ、その後の歴史にも大きな影響を与えた一大事件は、数多くの怪談をも生み出していた。現場となった建物には、今も事件の記憶が刻みつけられているのだろうか。
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ドイツで起きた殺人事件で、「実は被害者が別人だった」という衝撃的事態が発生! ドッペルゲンガー殺人事件の全貌とは!?
昨今「ドッペルゲンガー」の話題が立て続けに世間を賑わせている。昨年末のカタールW杯で日本代表キャプテンを務めた吉田麻也とスペイン主将のセルヒオ・ブスケッツは、容姿のみならず身長や生年まで同じで人々を驚かせた。先日には、米マイナーリーグで活躍する2人の投手が、容姿はもちろん「ブレイディ・フェイグル」という名前、身長、さらに故障時の手術部位まで同だとしてDNA鑑定が行われる事態にまで発展している(その後、遺伝的繋がりはないと判明)。
このように自分とそっくりの姿をした“生き写し”のような存在と出会ってしまうことは、古くからの伝承や超常現象的な文脈では「肉体と魂が分離した」不吉な兆候と目されることもある。そして今、ドイツではそんなドッペルゲンガーを巻き込んだ凶悪犯罪が発生。人々を震え上がらせているようだ。

昨年8月、同国南部バイエルン州インゴルシュタットの路上に駐車中の自動車から、女性の刺殺体が発見された。警察の捜査によって遺体はイラク系の美容師(23)であると特定され、家族による確認も済ませた。
しかし、翌日の検死で数多くの不審点が発覚。最終的に被害者はまったくの別人、バーデン=ヴュルテンベルク州ハイルブロン出身でアルジェリア系の女性ビューティブロガー(23)だと判明したのだ。数日後、警察は行方不明になっていた女性美容師と、共犯者としてコソボ出身の男(23)を発見し、逮捕した。
なぜ遺体は別人だったのか?
取り調べによって、意外な事実が見えてきた。
当初の遺体とされたイラク系の女性美容師は、自分の死体を用意する目的があったのだ。彼女は家庭に諍いを抱えており、そこから逃れるために「自らの死を偽装する」ことを決意したという。そこでインスタグラムで自分と容姿や年齢がよく似ている女性を物色し、犯行のターゲットとして真の被害者であるアルジェリア系のビューティブロガーを見つけた。
彼女は共犯者の男とともに、ターゲットの女性とコンタクトを取った。化粧品のオファーを騙って接近し、ナイフで全身を50回以上刺して殺害して、「自分の遺体」を確保。その遺体を自分の車に乗せ、自宅付近に放置した。そこで「自分自身の死を演出」したというわけだ。

遺体発見直後から、ドイツでは「ドッペルゲンガー殺人事件」として大々的に報じられた今回の事件。なんとも短絡的な動機で呆れるばかりだ。
だが、自分の生き写しがいると知った時、なにかと悪事を思いつく人間も多いかもしれない。近未来、クローン技術の進展によって遺伝子レベルでそっくりなドッペルゲンガーの存在が当たり前になる可能性も捨てきれないが、ますます解決が困難になる犯罪も増えていくのだろうか。

webムー編集部
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