聖杯はテンプル騎士団がイギリスに持ち帰っていた!? 映画監督が執念の調査で導き出した新説
本物の聖杯が安置されている場所を“突き止めた“と主張するのは、イギリスの映画監督だ。人類が追い求めてきた聖杯の謎が、ついに解き明かされたのか――!?
記事を読む

ドイツで起きた殺人事件で、「実は被害者が別人だった」という衝撃的事態が発生! ドッペルゲンガー殺人事件の全貌とは!?
昨今「ドッペルゲンガー」の話題が立て続けに世間を賑わせている。昨年末のカタールW杯で日本代表キャプテンを務めた吉田麻也とスペイン主将のセルヒオ・ブスケッツは、容姿のみならず身長や生年まで同じで人々を驚かせた。先日には、米マイナーリーグで活躍する2人の投手が、容姿はもちろん「ブレイディ・フェイグル」という名前、身長、さらに故障時の手術部位まで同だとしてDNA鑑定が行われる事態にまで発展している(その後、遺伝的繋がりはないと判明)。
このように自分とそっくりの姿をした“生き写し”のような存在と出会ってしまうことは、古くからの伝承や超常現象的な文脈では「肉体と魂が分離した」不吉な兆候と目されることもある。そして今、ドイツではそんなドッペルゲンガーを巻き込んだ凶悪犯罪が発生。人々を震え上がらせているようだ。

昨年8月、同国南部バイエルン州インゴルシュタットの路上に駐車中の自動車から、女性の刺殺体が発見された。警察の捜査によって遺体はイラク系の美容師(23)であると特定され、家族による確認も済ませた。
しかし、翌日の検死で数多くの不審点が発覚。最終的に被害者はまったくの別人、バーデン=ヴュルテンベルク州ハイルブロン出身でアルジェリア系の女性ビューティブロガー(23)だと判明したのだ。数日後、警察は行方不明になっていた女性美容師と、共犯者としてコソボ出身の男(23)を発見し、逮捕した。
なぜ遺体は別人だったのか?
取り調べによって、意外な事実が見えてきた。
当初の遺体とされたイラク系の女性美容師は、自分の死体を用意する目的があったのだ。彼女は家庭に諍いを抱えており、そこから逃れるために「自らの死を偽装する」ことを決意したという。そこでインスタグラムで自分と容姿や年齢がよく似ている女性を物色し、犯行のターゲットとして真の被害者であるアルジェリア系のビューティブロガーを見つけた。
彼女は共犯者の男とともに、ターゲットの女性とコンタクトを取った。化粧品のオファーを騙って接近し、ナイフで全身を50回以上刺して殺害して、「自分の遺体」を確保。その遺体を自分の車に乗せ、自宅付近に放置した。そこで「自分自身の死を演出」したというわけだ。

遺体発見直後から、ドイツでは「ドッペルゲンガー殺人事件」として大々的に報じられた今回の事件。なんとも短絡的な動機で呆れるばかりだ。
だが、自分の生き写しがいると知った時、なにかと悪事を思いつく人間も多いかもしれない。近未来、クローン技術の進展によって遺伝子レベルでそっくりなドッペルゲンガーの存在が当たり前になる可能性も捨てきれないが、ますます解決が困難になる犯罪も増えていくのだろうか。

webムー編集部
関連記事
聖杯はテンプル騎士団がイギリスに持ち帰っていた!? 映画監督が執念の調査で導き出した新説
本物の聖杯が安置されている場所を“突き止めた“と主張するのは、イギリスの映画監督だ。人類が追い求めてきた聖杯の謎が、ついに解き明かされたのか――!?
記事を読む
白いベールをまとった養蚕伝承の神 「虚舟の蛮女」は金色姫だった!/鹿角崇彦
近年続々と発見される「虚舟」の図。新たに発見された史料には、養蚕との関連性を思わせる特徴があった!
記事を読む
ペルーの岩山に掘られた神の門「アラム・ムル」の謎! “金の円盤”をはめると異次元ポータルが開く?
ペルー・チチカカ湖近くの岩山の壁に刻まれた謎の窪みは、異世界へと通じるポータルなのか――? 「神の門」と呼ばれる構造はいつ、誰が、何の目的で作成したのかまったくわかっていない。
記事を読む
古代言語で記された神への呪詛! 修道女に憑依した「悪魔の手紙」が解読へ/遠野そら
17世紀イタリアでのこと、とある修道院で悪魔憑き騒動が起こった。悪魔に体を奪われたシスターは、だれにも読めない奇妙な文字で一通の手紙をつづったという。3世紀ものあいだ謎だった「悪魔の手紙」が、最先端ソ
記事を読む
おすすめ記事